ウィーン少年合唱団は、1498年に皇帝マクシミリアン1世によって王宮礼拝堂少年聖歌隊として発足、1918年にハプスブルク帝国の終焉とともに解散したけれど、1924年に復活。変声期を迎える前の少年たちによる合唱はとても澄んで綺麗な声色なので、天使の歌声とも称される。
ウィーン・フィルは、1842年にウィーン国立歌劇場のオーケストラとして発足した、世界最高峰のオーケストラの一つ。
これらの歌と演奏(合計20分弱だと思う)が、歴史ある空間で、無料で聞けるのは嬉しい。
■ミサ参加のための情報
・時期:9月中旬~6月中旬の日曜日(開催しない時もあるらしいので、要チェック)
・時間:9:15~10:30頃
・入場:着席は8:30~、立見席は9:00~
・料金:着席は 11、17、27、37ユーロ(事前販売)
立見席は 無料
・立見席の注意:8:30に行くと、既に数人並んでいた。
9:00に行くと入れない可能性あり。
・着席が良いか、立ち見が良いか
⇒ずっと立つのが辛い人は着席が良い(立ち見だと2時間立ちっぱなしになる)。
⇒席のグレードは一番安いのでも良いと思う。
見るより聴くものなので。祭壇の写真は、ミサ終了後に撮ることができる。
・予約・購入方法
①インターネット https://www.culturall.com/ticket/hmk/performance_schedule.mc
※ドイツ語なので注意。スケジュールは何とか分かる。
②礼拝堂内窓口(ミサ前々日の金曜日または日曜日)
③国立劇場前売りセンターでも販売しているらしい(詳細不明)
(おススメ度★)
◆==========================================================◆ミヒャエル広場にある門から王宮内に入り、
中庭に到達。左手にあるスイス門(中央の赤と黒が目印)をくぐる
くぐって右手が王立礼拝堂
階段の下に、係の人がいる(イケメン!)
立ち見の人は、このように並ぶ
⇒着席の人も立ち見の人も、同じ入口から。入場の時間が違う。
階段を抜けて建物内へ
入るとホールがある
立ち見は、椅子の最後列の後ろにロープがはってあり、そこに自由に立つ
立ち見の最前列左側のスペースを確保
立ち見席の真上をみると、2~3階席あり
ミサ後半に、ウィーンフィルの演奏とウィーン少年合唱団の合唱という、素晴らしい時間が待っていた(最後だけ写真撮影可のアナウンスあり)。
最後に、御布施というべきか寄付を入れるための袋を持って、教会の人が最前列から回ってくる。(立ち見席までは入れないので、袋だけが人の手で回され、寄付したい人が寄って寄付する。)
維持費も入用だろうし、無料で参加させていただいたので、気持ちを少し納めた。
(2018年10月時点)
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