トルコ＞イスタンブール＞ヒッポドローム（古代ローマ時代の戦車競技場跡）

ヒッポロドームとは、戦車競技場のことで、３世紀にコンスタンティヌス帝が完成させた。500m弱×150m弱の細長いＵ字型競技場で、10万人が収容できたという。

今は広場としてわずかに輪郭を残しているだけで、中央にテオドシウス１世のオベリスク（※１）、青銅の蛇の柱（※２）、コンスタンティヌス７世のオベリスク（※３）が立っている。

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※１：テオドシウス１世のオベリスク
390年に、エジプトのルクソールのカルナック神殿に建てられていたものを移築。紀元前1500年頃の古代エジプトのトトメス３世が建立したものの一つ。

※２：蛇の柱
コンスタンティヌス１世の時代に、ギリシャのデルファイのアポロン神殿に建てられていたものを移築。紀元前５世紀にギリシアがペルシア戦争の戦勝記念に建立。

※３：コンスタンティヌス７世のオベリスク
コンスタンティヌス７世によって造られたもの。切石が積まれている。