2015年6月19日金曜日

トルコ>イスタンブール>アヤ・ソフィア(ビザンティン建築の最高峰)

アヤ・ソフィアとは、ギリシャ語の「聖なる英知(ハギア・ソフィア)」のトルコ語読み。旧大聖堂は360年建立。何度か焼失のあと、537年にビザンティン帝国のユスティニアヌス1世が再建したのが現在の姿。
柱や壁に大理石をふんだんに使い、多くのモザイク画で飾られた。キリストや聖母の姿が書かれたモザイクは、この時代のキリスト教美術の傑作。1000年近く、東方正教会の総本山だった。

1453年、ビザンティン帝国の都がオスマン帝国の手におち、都はコンスタンチノープルからイスタンブールに改名され、この大聖堂のモザイクは漆喰で塗りつぶされた。そして、ミナレット(尖塔)やミフラーブ(メッカの方角を示す壁龕)が付け加えられた。それ以後500年、大聖堂はイスラム教のモスクとなった。

1923年にトルコ共和国が誕生し、アヤ・ソフィアは無宗教の博物館に。漆喰をはがすとビザンティン帝国の黄金に輝くモザイクが姿を現した。

(イスタンブールの歴史地区として世界遺産登録されている文化遺産の一つ。おススメ度★★★)

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外観


内部
(1F)
皇帝の門をくぐる




半円に描かれたイコン(聖画像)とその下に立つミフラーブ(メッカの方向を示す壁龕)
 
ミブラーナ
 
 

 

 


 
(2Fのギャラリー)
2Fから1Fを見下ろす
 
9世紀以降につくられたイコン(聖画像)



バイキングの落書き


 
建物の出口上

中庭
泉亭(モスクに入る前の沐浴所)


◆補足情報
 アヤ・ソフィア内には、「マリアの手形」と言われている柱がある。
⇒柱のくぼみに指を入れた時、水でぬれれば願い事が叶うと言われている。
⇒柱のくぼみに親指を入れて、あとの4本の指で柱から離すことなく円を描けたら願いが叶うと言われている。
 

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