2015年6月13日土曜日

トルコ>パムッカレ>白い石灰棚(白い段々畑)

パムッカレはトルコ西部にある町。
パムッカレはトルコ語で「綿の宮殿」という意味。昔、このあたりが良質な綿花の生産地だったことによる。

温泉が流れる石灰棚は、世界中でもここでしか見られない。。。と思う。そのからくりは本によると⇒二酸化炭素を含む弱酸性の雨水が台地を作っている石灰岩中に浸透し、炭酸カルシウムを溶かした地下水となる。その地下水が地熱で温められて地表に湧き出て温泉となり、その温水中から炭酸カルシウム(石灰)が沈殿して、純白の棚田のような景観を作り出している。

(おススメ度★★★。温泉棚の一番上にあるヒエラポリス遺跡と併せて、世界遺産になっている。)

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入口





<夕方の場合(2006年)>
 夕方に行くと夕日が棚田をピンクに染めてとても綺麗。



 


<昼の場合(2007年)>
水の色が水色に見えて、コントラストが綺麗


 
昔はもっと湯量があったけれど、上流にホテルができてしまったので棚田をお湯で浸すことはなくなった。ただ、石灰棚を守るため、曜日によってお湯を流す位置をずらしている。
そのうち立ち入り禁止になる、という噂が2000年頃から絶えないけれど、今のところまだ入れている。

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上流のホテルには古代の遺跡が沈む温泉プールがあり、入ることができる。
 


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