彼女が即位した1762年に、夫の叔母が生前に依頼していた「冬宮」が完成する。その後、彼女は「小エルミタージュ」、「大エルミタージュ」、「新エルミタージュ」、「エルミタージュ劇場」を建設する。その後「冬宮」が大火で消失するも復元し、現在の形になったのは1852年。これら5つの建物を総称したものが、現在エルミタージュ美術館と呼ばれる。
薄緑の壁に白い柱がアクセントの美しい外観、壮大で豪華な内装や調度品から、ロマノフ王朝の栄華を感じる。センスある建物だけでも一見の価値あり。
(おススメ度★★、「サンクト・ペテルブルクと周辺の歴史地区」の一つとして世界遺産登録)
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外観
入口
新エルミタージュから旧参謀本部をのぞむ
入口
廊下
大使の階段
ピョートル大帝の間
聖ゲオルギウスの間(かつて「大玉座」が置かれた大広間)
1812年のギャラリー
玉座の間
小エルミタージュ
パヴィリオンの間(絵葉書から)
床は古代ローマ遺跡のモザイク画を再現
ラファエロの回廊
新エルミタージュ
※右半分は「冬宮」
左中央が上から「新エルミタージュ」「旧エルミタージュ」、2つを結ぶ「ラファエロの回廊」
(「週刊世界遺産」から)
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