2015年8月11日火曜日

ロシア>サンクトペテルブルク>エルミタージュ美術館1(栄華を極めたロマノフ王朝の壮麗な大宮殿)

エカテリーナ2世の治世は、ロシアで国民が最も幸福だった時代と言われ、ロマノフ王朝が最も華やいだ時代であった。彼女はドイツ出身で、夫のロシア皇帝ピョートル3世をクーデータにより追放した。

彼女が即位した1762年に、夫の叔母が生前に依頼していた「冬宮」が完成する。その後、彼女は「小エルミタージュ」、「大エルミタージュ」、「新エルミタージュ」、「エルミタージュ劇場」を建設する。その後「冬宮」が大火で消失するも復元し、現在の形になったのは1852年。これら5つの建物を総称したものが、現在エルミタージュ美術館と呼ばれる。

薄緑の壁に白い柱がアクセントの美しい外観、壮大で豪華な内装や調度品から、ロマノフ王朝の栄華を感じる。センスある建物だけでも一見の価値あり。

(おススメ度★★、「サンクト・ペテルブルクと周辺の歴史地区」の一つとして世界遺産登録)

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外観
 
入口
 
新エルミタージュから旧参謀本部をのぞむ
 
冬宮
入口

廊下

大使の階段


 
ピョートル大帝の間
 
聖ゲオルギウスの間(かつて「大玉座」が置かれた大広間)

1812年のギャラリー


玉座の間



小エルミタージュ
パヴィリオンの間(絵葉書から)
 
 
床は古代ローマ遺跡のモザイク画を再現
 
旧エルミタージュ




ラファエロの回廊

新エルミタージュ




 
展開図
※右半分は「冬宮」
 左中央が上から「新エルミタージュ」「旧エルミタージュ」、2つを結ぶ「ラファエロの回廊」
(「週刊世界遺産」から)

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