2015年10月8日木曜日

フランス>パリ>サント・シャペル(壁一面のステンドグラスから降り注ぐ光)

「聖なる礼拝堂」という意味をもつ、パリの中心、シテ島にあるゴシック建築の教会。
コンスタンティノープルの皇帝から譲り受けたキリストのいばらの冠と十字架の破片を安置するため、ルイ9世によって造られた教会。(1239~1248年にかけて建造)

これら聖遺物を手に入れるために莫大な金額を払ったが、現在はノートルダム大聖堂の宝物殿におさめられている。

2階だてで、1階は廷臣や庶民のための祈りの場、2階は王家の礼拝堂。
この王家の礼拝堂が、壁面のほとんどを色とりどりのステンドグラスで埋め尽くしている。
左右に置いてある椅子に座って、ゆっくり上を眺めていると光が降り注いで本当に綺麗。

ルーヴル美術館に近く、立地がいいわりにはツアーには組み込まれていないので、フリーで行った時は立ち寄る価値あり!

(おススメ度★★★、世界遺産)

◆=================================================================◆

これは絵葉書から


正面のバラ窓

バラ窓を中心に、左右に細長い窓が続いている
 


 

左右にこんな椅子あり

天上やステンドグラス以外の内部






 ※良いカメラを使って撮ればきっともっと鮮やか。

入口(こんな裁判所の中庭あたり)




◆補足情報
ステンドグラスの延べ面積は600㎡以上。
現在は裁判所の敷地内に建っているが、この裁判所は14世紀までは王宮だった。王の居室から礼拝堂へ直接つながる廊下もあったという。

0 件のコメント:

コメントを投稿