2015年5月31日日曜日

イタリア>フィレンツェ>ドゥオモ2(花のフィレンツェの象徴)

フィレンツェの写真には必ず写るドゥオモの正式名は、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(花の聖母寺)。白とピンクと緑の色大理石で装飾された建物全体と、赤褐色のクーポラを持ち、どこから見ても美しい姿。

建設開始は1296年。八角形の円蓋(クーポラ)は工法が見つからずに当時は建築不可能と言われていたが、天国の門のコンクールで敗れたブレネッレスキが古代ローマの建築技法にヒントを得て、16年の歳月をかけて完成させた(1436年)。他に、聖堂はカンビオ、鐘楼はジョット、というルネッサンス建築の先駆者たちが手がけた。大聖堂がすべて完成したのは着工から600年後。

ミケランジェロが、時のローマ教皇からヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂の円蓋の設計を依頼された際、「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂より美しいものは造れません」と答えたという逸話も残されている。

(フィレンツェの歴史地区として世界遺産登録されている文化遺産の一つ。おススメ度★★★)

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外観




入口

内部(3万人を収容できるらしい)


主祭壇
 
クーポラの天井

 
床のモザイク


◆開館
 10:00-17:00、 (木)10-15:30、(土)10:00-16:45、(日、祝)13:00-16:45
 ※木曜日は、時期によって終了時間がかわるので要注意
 ※1/1や12/25、復活祭なども、開館時間は異なる

◆入場料
 無料(2011年)

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