イタリアゴシックの典型で、12世紀半ばに始まった工事は、200年続いた。
このドゥオモの建築・装飾には、ピサーノ、ミケランジェロ、ドナテッロ、ベルニーニ等、錚々たる芸術家達が参加した。
その昔、フィレンツェと覇権を争った都市国家であり、フィレンツェのドゥオモを凌ぐ世界一の大聖堂建設を目指したことをうかがえる見事なドゥオモ。
因みに、ペストや飢饉による人口減で財政難に陥り、拡張工事は未完に終わった。その未完の正面が残る。
(シエナの歴史地区として世界遺産登録されている文化遺産の一つ。おススメ度★★★)
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外観
写真中央に見える塔や建物がドゥオモ
白と黒の大理石を使って出来ている縞模様
ピッコローミニ家の図書館
聖歌集
未完の正面
◆おススメ時期
8月。
床面装飾が有名だけれど、もっとも見事な出来栄えのものは保護のために板で覆われていて、
8月の約2週間だけ公開されるから。
◆入場
時期によって入れる時間が違うので、要チェック。
平日・土曜日は朝10:30から。(閉まるのは、18:30~20:00頃)
日曜日・祝日は午後13:30から。(閉まるのは、17:30頃)
◆入場料
無料(2011年)
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