サン・ロレンツォ教会(本によっては聖堂)の奥にある八角形の建物が、君主の礼拝堂、あるいはメディチ家礼拝堂と呼ばれるところ。1604年に建設が始まり、完成したのは1962年。350年近くもかけて、メディチ家によって建てられた。
初代トスカーナ大公コジモ1世からコジモ3世までの、6代にわたる大公の棺が祀られている。
礼拝堂の床や壁面には数百種類の色大理石や高価な貴石がふんだんに使われている。巨大な棺の上にはブロンズ像が載って、唯一無二の礼拝堂となっている。
聖堂に付随する新聖具室はメディチ家の霊廟になっている。ミケランジェロ作の墓碑「暁」と「夕暮れ」、「昼」と「夜」は、ミケランジェロ渾身の作と言われる傑作。
(フィレンツェの歴史地区として世界遺産登録されている文化遺産の一つ。おススメ度★★★)
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入口
内部は撮影禁止なので、絵葉書などから。
メディチ家霊廟にある、ミケランジェロ作ウルビーノ公ロレンツォの墓碑「曙」と「夕暮れ」像。
◆開館
8:15-16:50
休み:第1・3・5(月)、第2・4(日)、等
◆入場料
6ユーロ
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