そこで、亡き妻の霊を慰めるために建てた霊廟がタージ・マハル。約100m四方の壇の上に、4本のミナレットと八角形の霊廟が建つ。1632年に着工し、22年の歳月をかけて1654年に完成した。白大理石に世界各地から集めた貴石がちりばめられ、国家財政を破たんしかねないほどの費用がかかった。
建てたシャー・ジャハーン帝は、ヤムナー川を挟んだ対岸に、タージ・マハル廟と同じ形で黒大理石による自分のための廟をたて、2つの廟の間に橋をかける計画を持っていた。しかし、晩年に息子に帝位を奪われ、タージ・マハル廟が見える塔に幽閉されて7年間を過ごし、74歳で亡くなった。
内部(撮影禁止)には、シャー・ジャハーン帝と妻の棺が並んでいるだけで、他に調度品などはなくがらんとした印象。
(おススメ度★★、世界遺産)
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チケット売場
入口から霊廟へ向かう
タージ・マハル門
タージ・マハル
丘の上のカフェから見たタージ・マハル
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