2015年9月3日木曜日

インド>ファテプル・シークリー>都(16世紀建造物の姿がそのまま残る廃都)

ムガル帝国第3代皇帝アクバル帝は、都のアーグラに城を建造中であったが、暑くて辟易していた。念願だった皇子の誕生を機に、シークリーに宮殿を建てて遷都した。その後、戦で勝利をおさめたことを記念し、新都の名をファテプル(勝利の都)・シークリーとした。16世紀後半の建造物群が残る。

ここには、皇帝に念願の世継ぎが生まれることを予言した聖者のために建てられた白大理石の聖廟があり、現在も子宝を願う女性たちがお参りに訪れるらしい。

しかし、皇帝は10年余りでまた別の地に遷都してしまったため、特徴的な建物だけが残っていて当時の暮らしを想像するのは難しい。

(世界遺産)

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3宗教の融合を表す柱

柱の上部に、アクバル帝の玉座があるらしい
(木造のように見えるけれど、赤砂岩を掘ったり削ったりしてできている)

皇帝と大臣の会議の間

人工の池

人工の水飲み場

宝物殿


皇帝の休息場

動物の目に宝石が埋め込まれていた装飾跡

皇帝の涼む場

後宮への道

後宮の入口



皇帝の休息場裏
 
占いの場

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