2019年9月18日水曜日

JALマイル修行3 FLY ONポイントを具体値で確認

JALマイル修行2で、FLY ONポイントを獲得するための方程式を次のとおりと紹介しました。
 区間マイル(A) × マイル積算率(B) × 路線倍率(C) + ボーナスポイント(D)

これを、実際のケースに当てはめると次のとおりです。

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1 おさらいと確認
(A)区間マイル(いくつかを抜粋。どれも東京発)
 ■国際線
  ニューヨーク  6,723
  シカゴ     6,283
  ロンドン    6,214
  パリ      6,194
  フランクフルト 5,928
  ヘルシンキ   5,229
  メルボルン   5,091
  シドニー    4,863
  ドバイ     4,957
  ジャカルタ   3,612
  シンガポール  3,312
  台北      1,330
  上海      1,111
       ⇒早見表はこちら(2019年7月現在)
 ■国内線 
  沖縄(那覇)    984
  福岡        567
  札幌        510
  大阪        280
       ⇒早見表はこちら(2019年8月現在)

(B)マイル積算率
 ■国際線

 ■国内線

(C)路線倍率
  ・国内線                   ⇒2倍
  ・国際線(日本発着のアジア・オセアニア路線) ⇒1.5倍
      (上記以外の国際線)         ⇒1倍   

(D)ボーナスポイント


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2 実際に計算してみる

(1)東京からメルボルンに、JAL便普通運賃で往復した場合
 (A)区間マイル        5,091マイル
 (B)積算率(エコノミーY)  100%
 (C)路線倍率(オセアニア)  1.5倍・・・(注1)
 (D)ボーナスポイント     400ポイント
  =片道(5,091×100×1.5+400)×2(往復)
  =16,073 FLY ONポイントを獲得

(2)東京から関空経由ドバイに、JAL便割引航空券で往復した場合
 (A)区間マイル
    羽田/関空      280マイル
    関空/ドバイ   4,721マイル
 (B)積算率
    羽田/関空         100%・・・(注2)    
    関空/ドバイ(エコノミーM) 70%
(C)路線倍率
    羽田/関空    2倍
    関空/ドバイ   1倍
 (D)ボーナスポイント
    羽田/関空    400ポイント
    関空/ドバイ   400ポイント

  =A×B×C+D
  =羽田/関空(280×100×2+400)+
   関空/ドバイ(4,721×70×1+400)
   ×2(往復)
  =片道(960+3,705)×2
  =9,330 FLY ONポイントを獲得

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3 効果的にポイントを獲得するには

(注1)路線倍率があなどれない。アメリカやヨーロッパの方が区間マイルが多くても、アジアやオセアニア便は1.5倍になるので、結果的に獲得できるFLYONポイントは高くなる。
  ※メルボルン  5,091×1.5=7,637
   ニューヨーク 6,723×1.0=6,723

(注2)日本国内乗り継ぎで海外に行くと、その国内便は割引チケットで購入しても、エコノミーであればYクラス(100%の積算率)でカウントされる。
マイル修行者の多くが、沖縄から羽田or成田経由で海外に行く理由は、これによる。

(注3)ボーナスポイントは、JALグループ便の場合にのみ加算される。


【マイル修行4】では、より効率的により安く達成するための、いくつかのノウハウをご紹介。

(2019年9月時点)

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