区間マイル(A) × マイル積算率(B) × 路線倍率(C) + ボーナスポイント(D)
これを、実際のケースに当てはめると次のとおりです。
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1 おさらいと確認
(A)区間マイル(いくつかを抜粋。どれも東京発)
■国際線
ニューヨーク 6,723
シカゴ 6,283
ロンドン 6,214
パリ 6,194
フランクフルト 5,928
ヘルシンキ 5,229
メルボルン 5,091
シドニー 4,863
ドバイ 4,957
ジャカルタ 3,612
シンガポール 3,312
台北 1,330
上海 1,111
⇒早見表はこちら(2019年7月現在)
■国内線
沖縄(那覇) 984
福岡 567
札幌 510
大阪 280
⇒早見表はこちら(2019年8月現在)
(B)マイル積算率
■国際線
■国内線
(C)路線倍率
・国内線 ⇒2倍
・国際線(日本発着のアジア・オセアニア路線) ⇒1.5倍
(上記以外の国際線) ⇒1倍
(D)ボーナスポイント
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2 実際に計算してみる
(1)東京からメルボルンに、JAL便普通運賃で往復した場合
(A)区間マイル 5,091マイル
(B)積算率(エコノミーY) 100%
(C)路線倍率(オセアニア) 1.5倍・・・(注1)
(D)ボーナスポイント 400ポイント
=片道(5,091×100×1.5+400)×2(往復)
=16,073 FLY ONポイントを獲得
(2)東京から関空経由ドバイに、JAL便割引航空券で往復した場合
(A)区間マイル
羽田/関空 280マイル
関空/ドバイ 4,721マイル
(B)積算率
羽田/関空 100%・・・(注2)
関空/ドバイ(エコノミーM) 70%
(C)路線倍率羽田/関空 2倍
関空/ドバイ 1倍
(D)ボーナスポイント
羽田/関空 400ポイント
関空/ドバイ 400ポイント
=A×B×C+D
=羽田/関空(280×100×2+400)+
関空/ドバイ(4,721×70×1+400)
×2(往復)
=片道(960+3,705)×2
=9,330 FLY ONポイントを獲得
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3 効果的にポイントを獲得するには
(注1)路線倍率があなどれない。アメリカやヨーロッパの方が区間マイルが多くても、アジアやオセアニア便は1.5倍になるので、結果的に獲得できるFLYONポイントは高くなる。
※メルボルン 5,091×1.5=7,637
ニューヨーク 6,723×1.0=6,723
※メルボルン 5,091×1.5=7,637
ニューヨーク 6,723×1.0=6,723
(注2)日本国内乗り継ぎで海外に行くと、その国内便は割引チケットで購入しても、エコノミーであればYクラス(100%の積算率)でカウントされる。
マイル修行者の多くが、沖縄から羽田or成田経由で海外に行く理由は、これによる。
(注3)ボーナスポイントは、JALグループ便の場合にのみ加算される。
⇒【マイル修行4】では、より効率的により安く達成するための、いくつかのノウハウをご紹介。
(2019年9月時点)
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