名前は、17世紀初頭に皇帝が狩猟用の館に近い森で、美味しい水が湧き出る美しい泉(シェーナー・ブルンネン)を見つけたことから、「シェーンブルン」となった。
昔は、この水をボトリングしたペットボトルを販売していたが、店員さん曰く「今は売っていない」。
マリア・テレジアの祖父であるレオポルト1世がベルサイユ宮殿をしのぐ宮殿づくりを命じたが、財政難で縮小し、1743年のマリア・テレジアの時代に現在の姿に。外壁は、マリア・テレジア・イエローと言われる淡い黄色になっている。マリー・アントワネットが、フランスに嫁ぐまでこの宮殿で育った。
見学できるのは、全1441室のうち、皇帝や家族の個室や広間など40部屋。それでも豪華さと美しさに圧倒されて大満足。
■見学情報
・開場:8:00~17:30 (夏場は18:30まで、冬場は17:00まで)
・料金:インペリアルツアー(22部屋見学)16ユーロ
グランドツアー(40部屋見学)20ユーロ
(王宮とのセットチケット(シシィチケット)の場合、グランドツアー)
・宮殿の他、庭園、温室、グロリエッテ、宮廷劇場、オランジェリー、
動物園、馬車博物館なども見学可(別料金)
(おススメ度★★★)
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正面の門から入る
中央に馬寄せ(車寄せ)が見える
内部は撮影禁止だったので、公式hpから↓
https://www.schoenbrunn.at/
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■行き方
地下鉄U4に乗り、シェーンブルン宮殿駅(Schonbrunn)で降りる
宮殿側出口を出ると、目の前が宮殿の外壁。
マリア・テレジア・イエローなのですぐ分かる。
外壁に沿って右側に進む。
駅から徒歩10分弱で、門が見えてくる。
(2018年10月時点)
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