2015年7月21日火曜日

ギリシア>メテオラ>メテオラの修道院群(空中に浮くように立つギリシア正教修行の場)

「メテオラ」とは、ギリシア語で「中空に浮く」という意味。
6000万年前に誕生した、高さ20~400mの約60からなる巨岩群。その頂上や険しい斜面に、14~16世紀にかけてギリシア正教徒が命懸けで修道院を築いた。最盛期には24あったが、現在は6つの修道院が活動している。

修道士は世俗から離れてすべてを神に捧げ、祈りの中で神に近づくことを目指した。そのため、イコン(聖画像)は芸術性も高く見事だけれど、建物は質実剛健。
近年観光客が多く訪れて信仰生活が乱されていることから別の場所に移り住む修道士も増えていて、修道院がすべて廃墟となることも懸念されているとのこと。ごめんなさい。。。

(おススメ度★★、世界遺産)

◆=================================================================◆

岩山と立っている様子
 


 
 
●聖ニコラオス修道院(14世紀創建)

 



 
●聖ステファノス修道院(14世紀創建、20世紀から女子修道院)

 



 
 
他にも以下4つあるが、行けなかった。
 
●メタモルフォシス修道院(15世紀創建?、メテオラ最大、標高500mに立つ、菜園があり自給自足に近い)
 
●ヴェルラアム修道院(16世紀創建)
 
●聖トリアダ修道院(15世紀創建、生活物資などは今もロープウェーで運ばれる)
 
●ルサヌウ修道院(13世紀後半創建、16世紀に修道院に。現在は女子修道院)
 

0 件のコメント:

コメントを投稿