2015年7月15日水曜日

ギリシア>デルフィ>考古遺跡(古代ギリシアの聖地)

アテネの北西約120kmにある山間、古代ギリシア後期(紀元前8~前6世紀)に全盛期を迎えた巡礼地。ギリシア神話で予言の神とされるアポロンを祀る神殿があり、神託を聞けると信じて多くの人々がやってきた。その中には、マケドニアの王フィリップ2世や、その子アレクサンドロス大王もいた。

また、「世界のへそ」があったり、オリンピックの起源となったオリンピアと同じように4年に1度行われる競技会が開催され、ギリシア全土から競技者が集まったりしたという。

アポロン神殿は紀元前650年創建。2度の火災を経て、現存するのは紀元前330年に建てられた3度目のもの。

(世界遺産、おススメ度★)

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全体の様子
 
「週刊世界遺産」にあった上空からの写真
 
 古代アゴラ(市場などが並んでいた場所)


シフノス人の宝庫
予想図
 
残る遺跡

世界のへそ(昔は、アポロン神殿内にあった。実物は博物館に収蔵されている。)
 
 アテネ人の宝庫

上がる途中の景色 

アポロン神殿
予想図

 残る遺跡

アポロン神殿内(この地下で神託が授けられた)

上る途中の景色


劇場(5000人の観衆を収容)


競技場

その他



◆世界のへそとは
ギリシア神話のゼウスが、世界の中心を探るために世界の両端(当時は円盤形と考えられていた)から2羽の鷲を放したところ、その2羽が上空で出会い地上に舞い降りた場所が、このデルフィだった。それから「世界のへそ」と呼ばれるようになったという。

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