2015年12月10日木曜日

イタリア>ヴェネツィア>ドゥカーレ宮殿2(ヴェネツィア・ゴシック建築の至宝)

世界最大の油絵で埋め尽くされた大評議会の間、ティントレットの傑作などがある元老院の間など、外観から想像がつかないくらい豪華・壮大。そして18世紀の面影を残す牢獄。。。
ヴェネツィアでは外せない観光スポット。

(おススメ度★★★、ヴェネツィアとその潟として世界遺産登録)

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見学は2Fから始まる


黄金階段(黄金色の漆喰とフレスコ画で飾られている)


元老院の間

天井のティントレットの絵「海からの贈り物を受けるヴェネツィア」



審議?裁判?をした部屋

武具が展示されている部屋


途中の部屋から見た外の景色(サン・ジョルジョ・マッジョーレ島が見える)

大評議会の間

天井画

 牢獄へ





溜め息橋の上で。サン・ジョルジョ・マッジョーレ島が見える

見学ルートは再び宮殿内へ
評議員の部屋?


巨人の階段から「布告の門」が見える

布告の門から巨人の階段を見る 
 
◆補足情報
 ヴェネツィアの総督は終身制。大評議会が名家から選んだ。有名な総督は2人。
 1人は、第4回十字軍のコンスタンティノープル攻略を指揮した、英雄の誉高きエンリコ・ダンドロ。ホテル・ダニエリを一族の邸宅として建てた人。
 もう1人は、悲劇の総督、マリーノ・ファリエル。当時のヴェネツィアでは総督の権限は制限され、絶対的権力を持つことは大罪だった。しかしこの総督は、商才と政治手腕に長けていたがゆえに絶対君主の座を得ようと反乱を企てた。すぐに露見して斬首刑となり、76歳で亡くなった。
大評議の間の壁面には、歴代総督の肖像画がかかげられているけれど、この総督の肖像画だけ黒い布で覆われているらしい。(私は見逃した。。。)その幕には、「総督ファリエルは裏切り者として処刑された」と記されているとのこと。
 
(2015年10月時点)


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