2015年5月30日土曜日

イタリア>フィレンツェ>洗礼堂(天国の門)

フィレンツェで最も古い聖堂建築のひとつ。11世紀に建てられた、八角形のビザンチン様式の洗礼堂。ここは、紀元前1世紀頃に古代ローマ人が神殿を築いたとの言い伝えもある。

1401年、洗礼堂の東の門扉の製作者を決めるコンクールが行われ(主催は、当時フィレンツェで最も力のあった毛織物組合)、ギベルディが選ばれた。
この門を、後にミケランジェロが見て「天国の門」と呼んで称賛した。

因みに、ギベルディに敗れたブルネッレスキはこの屈辱をバネにして、後に建築家として大成した。(フィレンツェの有名なドゥオモの大円蓋は、ブルネッレスキによる。)

内部は13世紀から1世紀以上かけて制作された最後の審判を描いたモザイク画。
(おススメ度★)

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外観
右奥に見える白い建物

左手がドゥオモ。右手が洗礼堂。

天国の門

南(?)の門扉


◆開館
 基本は12:15-19:00
 木、金、土は12:15-22:30(ただし、第一土曜日は8:30-14:00)
 ※不規則なので事前に要チェック
 
◆入場料
 4ユーロ

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