2015年6月18日木曜日

トルコ>イスタンブール>テオドシウスの城壁(ビザンティンを守った難攻不落の大城壁)

イスタンブールの旧市街は三方を海に囲まれているけれど、西側のみが陸続きで攻撃されやすかったため、ローマ帝国はコンスタンティヌス帝以降の歴代皇帝が城壁建設に力を注いだ。
中でも、テオドシウス2世の413年に築いた城壁が最大規模。

1453年にオスマントルコのメフメト2世がこの町を陥落させた時も、この城壁を完全に崩しきれず、ビザンチン帝国側の鍵の閉め忘れによって町に入ることができたというくらい、鉄壁の防御を誇った。

(イスタンブールの歴史地区の一つとして世界遺産登録されている文化遺産の一つ。おススメ度★)

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外から

中から



登ってみた



上からの眺望


 
ボスポラス海峡クルーズをした時に海から見た見張り台


 
 

◆城壁の三重構造
城壁の内から外に向かって、高さ12m、8.5m、2mの三重の壁が建てられ、その先には幅20mの堀もあった。約55m間隔で96の物見塔が建てられたとも。

(「週刊世界遺産」から)

◆旅行術
 ほとんど観光客はいない。交通機関もなく、タクシーを手配して行った。
 訪れたのは天気も悪い日で現地の人も出歩いていなかったけれど、治安が悪いと書いてあるガイドブックもある。大人数で行った方が安全だと思う。

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